京阪大津線の旅 京津線・石山坂本線訪問 2010年10月11日

 

3連休の最終日、「みやこ漫遊チケット」と「湖都古都・おおつ1dayきっぷ」を使って、約20年ぶりに石山坂本線に乗車してきました。乗下車記念に駅名案内板ばかりの撮影になってしまいました。

中之島駅から快速急行に乗車して出発。

 

三条駅に到着です。20年以上前に地下駅になってしまいましたが、地上駅だった頃の京阪本線三条駅と隣接した京津線三条駅はとても風情があって良い駅でした。学校行事が行われた京都会館へもこの駅から徒歩で行った思い出のある駅でした。

 

今や京阪電鉄の駅では無くなった京都市営地下鉄の三条京阪駅です。安全のためにホームドア式になっていますが、全く趣きのない何か無機質な感じの駅です。六地蔵行きの電車が行った後に浜大津駅行きが到着し乗車です。

 

浜大津駅です。京津線の併用軌道は上栄町駅から浜大津駅までのわずかな区間になってしまい残念ですが、当時走っていなかった4両編成の800系が道路を自動車と併走するのは壮観です。

まずは比叡山麓の坂本駅に向かいます。石山坂本線は1500Vに昇圧されましたが昔ながらの2連の車両が走っています。入線してきたのは途中駅である近江神宮前行きでした。懐かしの600形です。京津線初の冷房車両で京阪本線6000系デビュー翌年にデザインを踏襲して登場した斬新な形式でした。

 

700形に乗車して坂本駅に到着です。

700形は1992年(平成4年)に登場していますので、私にとって初めての乗車です。350形の車体を流用した車両ですが、700形はすっきりスマートな感じで好感がもてる車両です。

 

坂本駅を下車し、20分位歩いて西教寺を訪ねました。坂本駅から若干傾斜のある坂道を歩きますので、いい運動になりました。少し境内を散策させてもらいました。

 

西教寺から坂本駅にゆっくり向かいます。途中の高台から琵琶湖を望むことができました。静かな町並みでとてもゆったりした時間でした。

 

今度は南端の石山寺駅です。坂本と同様、門前町ですが近くに京滋バイパスもあるため、駅前は交通量の多い駅でした。今度は駅名である石山寺まで歩きます。

 

石山寺駅から約10分強の散歩です。重要文化財の東大門です。観光客が多く訪ねてきていました。石山寺は参拝せず、お土産屋さんをぶらぶら石山寺駅に折り返しました。

 

三条駅に戻り、出町柳駅から8000系に乗車しました。旧塗装の8000系が無くなり、旧特急色は3000系を改番した8000系30番台だけになってしまい寂しい限りです。

 

京橋駅で中之島駅行きに乗り換えます。すっかり夜になってしまいましたが、今日は京津線、石山坂本線、2連の車両、路面区間・・・色々な風景と電車に乗車できて満足の一日でした。

 

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