中之島新線 トンネルウォーク 2008年7月26日

試運転が開始される直前の中之島線を「なにわ橋駅」〜「中之島駅」まで歩くトンネルウォークの抽選に当選しました。

開業前最後の工事現場の見学となるいうことで多数の応募があったらしく集合場所は非常に活気がありました。

トンネルウォークのスタートは現在の北浜駅近くの「なにわ橋駅」からです。内装工事も追い込み段階です。工事途中はコンクリート向剥き出しの無機質な雰囲気ですが、ここまで工事が進んでくると駅らしく、利用客が行き来する様子もイメージできるようになります。

なにわ橋駅のプラットホームです。試運転開始目前でありレールもしっかり敷設完了です。なにわ橋駅から天満橋駅方面を臨む上り車線です。

いよいよトンネル内を歩きます。作業員用の歩道を進みます。真夏のイベントですがトンネル内は涼しく驚きました。電車が通過するようになれば排熱などで温度が上がるのでしょうか。

大江橋駅に到着です。時計は実際の時間ではなく停止していました。梅田や北新地に近い大江橋駅は開業後はどれ位賑わうでしょうか。

工事中のエスカレーターは初めて見ました。まだ手すりも無く、2本のエスカレーターが並んでいなければ階段のようにも見えます。

次は渡辺橋駅です。最寄りの肥後橋駅に比べ渡辺橋は耳慣れない感じですが、堂島に近く再開発も続く活気のあるエリアですので、この駅名にもすぐ慣れると思います。

渡辺橋駅と中之島駅は新しくできる駅の間では最も距離が離れています。50m間隔で位置を示す案内板が掲げられていました。

中之島駅入線直前の分岐です。中之島駅の構造は大きく湾曲していますので、この箇所からでもホームはまだ見えません。こんなに間近に分岐点を見ることができたのには感激しました。

終点の中之島駅です。地下線内の駅として初めて不燃木材を利用した特徴ある駅です。プラットホーム階だけでなく地下1階コンコースにも不燃木材を利用した壁面・天井となっており、京阪電車らしくこだわりを強くもった新路線だと感じました

地下1階のコンコースを通り地上に向かい、トンネルウォークは終了です。

 

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