準備編 工作編・前編 塗装編 工作編・後編 完成編

3000系製作記

【工作編・後編(仕上げ)】

1年にわたり進めてきた工作がようやく仕上げに入りました。この工作編・後編(仕上げ)では車体と別に塗装した部品の取り付けや室内部品、照明関係の工作を掲載します。

●窓サッシの取り付け(2000/12/9)

銀色に塗装した窓サッシを接着しました。エポキシ接着剤を使用し、車体に不用意に接着剤がつかないように慎重に取り付けていきます。窓サッシ・パーツ1つ取り付ける毎に重しをかけて、別の車両の窓サッシを取り付けていきました。

●方向幕の取り付け(2000/12/10)

8000系中間車増結時に一時期あった方向幕を再現しました。中間運転台の撤去、電話室、中間車のスカート撤去など今回の工作と一部異なっていますが、ヨシとしました。方向幕は「特急淀屋橋」としてカラープリンタの縮小印刷で作成しています。なおOHPのフィルムを方向幕ガラスとして貼っています。

●窓の貼り付け【中間車】(2000/12/10)

窓を取り付けました。ゴム系接着剤を使用しています。写真では光の反射具合で窓が見えると思います。

●室内照明の取り付け【中間車】(2000/12/10)

カツミの室内灯を取り付けます。 反射をよくするために天井にアルミ箔を貼り付けていますが、電球部に接触しないように電球部だけは絶縁の銀色シールを使用しています。なお写真は中間車で、先頭車は前照灯や尾灯などがありますので、少し複雑になります。

●「中間車の完成」(2000/12/10,17)

別塗装した座席シートを取り付けます(写真左)。シート間ピッチは窓ピッチと合うように調整しています。またドア付近の座席シートの前には補助いす用の仕切り板もプラ板を使用し再現しています。2枚目の写真はドア知らせ灯の様子です。妻板の幌を付け、別塗装した碍子とパンタグラフ、クーラー4基を取り付けました。今回パンタグラフはカツミのPT48を使用しています。パンタ廻りは正確性に欠けるところがあり今後の課題です。

これで中間車が完成しました。慎重に車体、床板を合わせると、ずっしり重量感のあるものになりました。

●「先頭車の仕上げ (Mc)」 (2000/12/23,30)

先頭車の仕上げの第1段階として、前照灯など照明設備の取り付けを行いました。前照灯、尾灯の切り替えにはマッハ模型の簡易定電圧ライトセットをU20Lさんにご紹介いただき使用しました。説明書にはカツミなどの室内灯アクリルをくり抜いて、基板を取り付ける指示がありましたが、難しいので天井でショートしないように絶縁して、直接貼り付けています。その後、中間車と同じく、カツミの座席シートを取り付けました。

電球チェックと、簡易定電圧ライトセットの効果を確認するために通電しました。左が前進時、右が後進時です。ちゃんと室内灯が点灯し、切前照灯、尾灯の切り替えができています。これで室内の工作は終了し、屋上クーラー、パンタ廻りの工作でMc車の工作は終了になります。

完成写真です。と、言いたいのですが不注意に前照灯レンズを1個紛失してしまい、仮完成状態です。

●「先頭車の仕上げ (Tc)」 (2000/12/31)

Tcも、Mcと同様、照明設備の工作を行い完成させます。右の写真は周囲の照明を暗くし室内灯を点灯した状態です。方向幕が室内灯で浮き上がっているのが分かります。

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