工作編 塗装編 仕上げ編

新3000系製作記

【塗装編】

今回の工作は工作編の終了から間を空けずに塗装を進めます。

●洗浄(2013/8/28)

クレンザーと中性洗剤で洗浄し、乾燥しました。

●プライマー塗布(2013/8/29)

定石の通り、まずプライマーを吹きつけました。

●プライマー塗布つづき(2013/8/30)

床下機器、クーラー、床板にもプライマーを吹いておきます。クーラーと床板は同時進行中のJR西日本223系1000番台も混じっています。

●床下機器塗装(2013/9/3)

天候不順が続いていますが、プライマー塗布状態で日数を空けたくないので、曇天の下で床下機器を塗装しました。

●クーラー、車体塗装(2013/9/5)

前日の嵐のような天気から一転、穏やかな気候でしたのでいよいよ本格的に塗装します。JR西日本223系1000番台の車体のシルバーと一緒にまずクーラーから塗装しました。続けて車体下部色のアーバンホワイトを塗装しました。真鍮の下地が透けないように先にマッハ模型の下地塗装ホワイトを吹いています。

●マスキング大失敗・・・(2013/9/11)

車体上部のエレガントブルーを塗装するため、マスキングテープを貼り始めたのですが大失敗しました。軽く貼ったマスキングテープの位置を微調整で動かしたところ、ホワイト塗装が剥がれてしまいました。こんなことは初めてです。

前回の1900系工作の塗装を行ってから年月が経っていますので、プライマー塗装前にインターネットでいくつか情報(http://denshaclub.blogspot.jp/2012/11/blog-post.html)を仕入れて、プライマーの上澄みだけ使うように気をつけたのですが塗装が剥がれてしまいました。プライマーの成分は変わっていないらしいですが、昔のプライマーと塗料でこんな事は無かったのですが・・・。全車で同じ事が起きると思いますので、一旦、シンナーで塗装を剥がしてやり直すしかありません。

●塗装再チャレンジ(2013/10/13)

塗装が剥がれた事件が起きてショックでしたが、気を取り直してプライマーを変えて試してみることにしました。選択したのは染めQテクノロジー社の「ミッチャクロンマルチ」です。

前回失敗した車体をシンナーに浸けて塗装を剥がした際に、接着剤で取り付けていた前面の方向板掛けとドア知らせ灯を数個紛失してしまい、方向板掛けはメーカーさんにお願いしてパーツを分売していただき、なんとか補修ができました。

プライマーを原液のまま塗布し、乾燥後に車体下部色のアーバンホワイトを塗装しました。いよいよ緊張するマスキングテープ作業を行います。

●車体上部塗装(2013/10/22)

台風27号の接近で天候が悪くなる前に車体塗装を進めるべく、塗装前日にマスキングを行ない、エレガントブルーの塗装を行ないました。マスキングテープを貼る際には塗装が剥がれないかテストしましたが今回は問題ありませんでした。塗装後、慎重にマスキングテープを剥がすと、鮮やかなブルーとホワイトの車体が現れました。

今回の結果から、塗装が剥がれた原因はやはりマッハ製プライマーにあるとしか考えられませんので、今後の塗装では使わないようにしようと思います。

●シルバー帯塗装(2013/10/27)

台風が過ぎて天候が回復する予報が出たので、前日夜から大急ぎで車体腰部のシルバー帯の塗装のためのマスキングを行ない、塗装を行ないました。車体塗装を終えるまで、窓サッシ・前面塗装→インレタ→クリヤ吹き→屋根塗装 とまだまだ工程があります。

●窓サッシ・前面塗装準備(2013/10/28)

窓サッシと前面のブラック部分の塗装のため、マスキングを行ないます。新3000系は円弧の形状が多くマスキングに非常に手間がかかります。前面はマスキングテープをコンパスカッターを用いて円弧形状に合うようにカットしてマスキングしました。

窓サッシのコーナー部分は直径1.5mmのポンチを使って穴を開け、1/4にカットしてマスキングしました。

最後に全面をマスキングして先頭車両はマスキングが終わりました。

●窓サッシ・前面塗装(2013/10/30)

ようやく8両すべてのマスキングが終わりました。

早速、ブラック部分の塗装を行ないました。マスキングテープを剥がすと・・・

しっかり新3000系に見えます。窓枠のコーナーもきちんと塗装できています。

車体と一緒に車内側に取り付ける窓サッシも塗装しました。外側はブラックですが、車内側はホワイトで塗装しています。

●細部工作(2013/11/7)

車体のクリヤ吹きをする前に、手すりや靴ずりを取り付けました。

●インレタの貼り付け(2013/11/8)

車番、コーポレートマークのインレタを貼りました。車番は第1編成と第2編成が選択できるように製作されていますが、多くの方が選択されるであろう第1編成では無く、第2編成としました。

●クリヤ吹き(2013/11/12)

インレタの保護も兼ね、クリヤ塗装をしました。

●パーツ塗装(2013/11/12)

クーラーの両端を明灰色に、前照灯パーツと前面ワイパー、車体中央部の窓の縦サッシをブラックに塗装しました。

●屋根塗装(2013/11/14)

屋根、スカート、連結器、避雷器、貫通幌を塗装しました。少し明るめの灰色で塗装しています。塗装後、先頭車の床板にスカートと連結器を取り付け、車体を載せてみると完成が見えてきました。次の工程は内装工作です。

工作編 塗装編 仕上げ編