準備編 工作編 塗装編 仕上げ編

6000系製作記

仕上げ編

2001年正月から始めた6000系の工作も終盤に入りました。工作開始当初は半年位で完成できるという考えでしたが、紆余曲折があって1年が経とうとしている頃に完成が見えてきました。工作最後の仕上げ編です。

●窓サッシ取り付け(2001/10/14〜2001/11/02)

窓サッシの取り付けを始めました。重しの関係で窓サッシを2枚づつしか一度に取り付けできないので、気長にやっています。

●クーラーファンの取り付け(2001/10/19)

窓サッシの取り付けの合間にクーラーのファンを取り付けました。何も取り付けないとクーラーキセのメッシュ窓から中が丸見えですので、Nゲージの車輪を利用して、それらしくしてみました。キセをかぶせると「らしく」見えるのではないでしょうか。

●パンタ碍子、避雷器の塗装と取り付け(2001/10/27)

パンタ碍子と避雷器を塗装しました。碍子は緑、避雷器は明灰色を塗装しています。乾燥後、配管の真鍮線を折らないように注意して取り付けました。

●前面窓枠、ワイパーの塗装と取り付け(2001/10/27)

6000系の特徴の前面の大きな窓枠とワイパーを塗装しました。写真では塗装後、プラ板を貼って取り付けています。さらに方向幕を入れています。「準急・樟葉」となっています。カラープリンターで印刷しました。漢字の下にアルファベットが表示されているタイプです。

●側面方向幕の取り付け(2001/10/28)

前面に続いて側面の方向幕も取り付けました。OHPフィルムを先に貼っています。方向幕は右図柄を使用しています。

●車内ロングシートと運転室座席の塗装(2001/11/18)

車内に入れるロングシートを塗装しました。実車の座席はもっと黄緑ですが、少し濃いめで塗装しました。また同時に運転士用の座席も同色に塗装しました。ロングシートは足の部分をシルバーで塗装しています。

●室内照明の準備と取り付け(2001/11/22,23)

カツミのパネルライトを8両分準備しました。もちろんパネルを貼り合わせる前に電球の点灯チェックをしています。次に車内の天井に銀色のシールを貼りました。パネルライトの反射光をさらに効果的に反射させるためです。シールは台所のガスコンロ等で使用する目張りシールですが絶縁素材でショートしないことが分かり初採用しました。パネルライトの取り付けはエンドウのライトホルダーを使用しています。決して万全では無いのですが、両面テープなどよりマシでしょう。

●中間車の完成[1](2001/11/24,25)

窓にフィルムを貼り、最後に座席シートと幌枠を取り付ければ中間車両の完成です。2,3枚目の写真で車両の区別がつきにくいのですが、それぞれ6113(M2)と6563(T1)です。もちろん6113はMPギアとLN14モーターを搭載した動力車両です。

6563(T1)の車内を貫通扉側から撮影しました。さらに室内灯点灯状態の写真を2枚。

●中間車の完成[2](2001/12/1,12/2)

中間車両の完成が続きます。2丁パンタ車両の6163(M1)と6613(T)、6513(T2)が完成しました。この写真では6613と6513の違いが分かりにくいですが、床下機器が異なっています。中間車で残る1両は次回に完成します。

●先頭車6063の完成[1](2001/12/16)

残っていた中間車T3は他車と同様の完成をさせ、先頭車の作業に取りかかりました。前照灯、尾灯の切り替えには3000系に続いてマッハ製を利用しています。カツミのパネルライトの内側にぴったりはまるのでスペースも問題ありません。電球は準急ですので実車では方側消灯していますが、今回は全て点灯するように6本使用しています。

●先頭車6063の完成[2](2001/12/16)

電球配線を整理した後、運転台と運転士椅子を貼り付けた客室仕切板を入れました。写真3,4枚目は前進・後進時の照明の様子です。これで6063の工作は完了しました。

完成した6063の姿です。

●先頭車6013の完成(2001/12/25)

とうとう6013が完成しました。1月7日から開始し、完成に至るまで約1年間の期間を要した6000系工作が終了しました。紆余曲折がありましたが感慨深い編成になりました。

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