1900系基本工作編 特急塗装編 特急仕上げ編

1900系製作記

特急塗装編

秋の晴天が続き、塗装にはいい時期です。いよいよ塗装が開始できる状態になりました。

●塗装の開始(2002/11/3)

特急車5連だけですが塗装開始です。クレンザーで慎重に洗浄し、中性洗剤で洗って乾燥します。

●プライマー吹き付け(2002/11/3)

最初にマッハのシールプライマーを吹き付けます。

●室内色塗装(2002/11/3)

室内をクリーム色で塗装します。

●上部色塗装(2002/11/4)

特急車上部色を塗装しました。マッハの京阪特急色だけでは暗めなので、京阪8000系色を調合しました。新塗装器具を使用して初めて主要な部分(車体色)の塗装です。やはり吹き付け圧力の差が、以前のスプレーワークと段違いで、塗装結果に大きな差が現れました。非常にいい感じの艶で塗装できました。3枚目の写真は先頭車幌です。ホビーメイトオカの2200/2400/2600系に付属していたものです。2x00系統では中間車幌をエコーのものに交換するつもりです。幌枠は1900系特急車登場時の車体上部色と同色にしました。

●埃処理とマスキング(2003/4/19)

上部色塗装以後手をつけていませんでしたが、久しぶりに作業を行いました。下部色塗装前に#2000の耐水ペーパーで埃などを取り除きました。写真では少し見にくいかもしれませんが、塗装の曇っている部分が処理部分です。その後、マスキングを実施しました。

●下部色塗装(2003/4/26)

上部色塗装から半年、やっと2色目の塗装ができました。乾燥後にマスキングテープを慎重に剥がすと、京阪特急イメージが出てきました。

●磨き出し(1)(2003/4/27)

細密マイナスドライバーで磨き出しを行いました。写真は両運の1926です。車番、車紋、そして最大の特徴のバンパーを磨き出すと一気にらしくなりました。慎重な作業なので全てを終了するのには時間がかかりそうです。

●磨き出し(2)

側窓保護棒の磨き出しです。力を入れすぎると曲がりますし、車体に傷をつけないように丁寧に作業をします。最終的には面相筆に溶剤を付け、削り残しを取り除きました。

●色入れ(1)(2003/6/1)

前照灯にシルバーを色入れしました。

●色入れ(2)(2003/10/14)

窓わくにカラス口でシルバーを、さらに胴受けやジャンパ栓に色入れしました。

●小部品取り付け(2003/10/15)

いよいよクリヤ吹き前の最後の工程です。0.3mmの洋白丸線を曲げ、手すりを貫通扉、乗務員扉にエポキシ接着剤で取り付けました。さらにマッハ模型のワイパーも取り付けました。先頭車の引き締まった顔がそろい踏みです。

●インレタ(2003/10/18)

クリヤ吹き前に「テレビカー」のインレタを貼り付けました。八条口模型製のものです。今回のテレビカーは1956号車のみです。

●クリヤ吹き(2003/10/19)

いよいよクリヤ吹きです。マッハ模型のクリヤを使用しました。テレビカーのインレタ保護も兼ねています。いい感じの艶が出たと思います。

●マスキング(2003/10/25)

屋根塗装に備え、マスキングを行います。

●屋根塗装(2003/10/26)

屋根塗料はマッハ模型のものを使用し、少量のフラットベースを加えています。塗装の乾燥後に慎重にマスキングテープを剥がします。

●反射シール(2003/11/02)

室内灯の反射を良くするための反射シールを貼り付けました。

●小物塗装(2003/11/02)

ベンチレーター、碍子、窓サッシを塗装しました。特に窓サッシは10連のものから単連のものまで数種類のものを何十枚も塗装しています。

●その他の塗装(2003/11/02)

貫通ドアをベージュに塗装しました。さらに特急のシンボルである鳩マークは白地をスプレー後、面相筆で色入れをしました。特急って読めますか。

●床下、台車塗装(2003/11/30)

サッシ取り付けが進まず、残りの部品類の塗装を行いました。床板、床下機器、台車をマッハの京阪床下色で塗装します。台車は日光モデルのKD71を使用しています。塗装後、モーター車2両分の台車にはMPギヤをMPボルスターEセットを使用して取り付けました。ボルスターはそのままでは日光台車に適合しませんので、金工ヤスリで少しだけ削ります。さらに乗務員室扉下ステップ(狭幅)も同色に塗装し、エポキシ接着剤で取り付けました。 いよいよ特急車も仕上げ編です。

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