1900系基本工作編 3扉非冷房車工作編 3扉非冷房車塗装編 3扉非冷房車仕上げ編

1900系製作記

3扉非冷房車工作編

5年のブランクを経て、1900系非冷房車の工作を再開しました。

●屋上配管工作[1](2010/4/30)

非冷房時代の屋上配管レイアウトは資料が少ないため、正しいかどうか分かりませんが、数少ない写真から予想しながら配管を行うことにします。ヒューズボックスを避雷器の後ろに2つ直列に並べるレイアウトにしました。後ろのヒューズボックスからは配管がパンタグラフと車両最後部に伸びます。3枚目の写真のようにヒューズボックスの台をチャネル材で作ります。

●屋上配管工作[2](2013/10/17)

9月に伺った関西合同運転会でエムエムモデルさんの非冷房車を参考にさせていただくことが出来たので、それを基に配管図を製図し、配管工作を再開しました。まずヒューズボックス台とランボードを取り付けました。

●屋上配管工作[3](2013/10/18)

配管支えの位置出しを行い、穴開けを行いました。

●妻面手すり工作(2013/10/19)

当初は取り付ける予定は無かったのですが、手すりを付けないと妻面には配管も無く寂しい感じがしましたので取り付けることにしました。車体を箱形にしてからの妻面への手すり位置出し、穴開けはとても難しいので、未工作の1900系の妻面に手すり穴を開け、それを治具にして実際の車体に穴開けをしました。手すりの数は屋根の2個を合わせて1両あたり10個、4両で40個なので直ぐにコの字形の手すりを作り、車体にハンダ付けしました。

●屋上配管工作[4](2013/10/22〜24)

いよいよ配管取り付けを始めました。先にパンタ台をハンダ付けし、0.5mmと0.4mmの真鍮線を用いて配管を再現しています。

●屋上配管工作[5](2013/10/25)

配管のハンダ付けが進んでいます。大部分の配管の取り付けが終わりました。また標識灯を接着剤で取り付け、点灯化工作の準備をします。

●スカート工作(2013/10/26)

スカートを装着した時代を再現するため、非冷房のキットには含まれていないスカートを入手しました。スカートと一体化している胴受を削り、エコー製の胴受を取り付けます。

●屋上配管工作[6](2013/11/3)

配管から避雷器、ヒューズボックスに0.25mm真鍮線を接続し、ようやく屋上配管工作が終わりました。

●貫通扉渡り板工作(2013/11/5)

前面貫通扉の渡り板を再現するため真鍮板を適当な大きさにカット、研磨して貫通扉下部にハンダ付け。前面幌を仮留めしてバランスを見ました。1900系特急車の工作と同様、先頭車の幌はホビーメイトオカの卵形車両のものを転用します。

●ドアレール、ヘッドマーク掛け工作(2013/11/7)

洋白の帯板をドア幅にカットし、ドアレールを取り付けました。また帯板を0.5mm程度にカットして先頭車のヘッドマーク掛けを貫通扉に取り付けました。

●ブレーキホース工作(2013/11/15)

車体工作の最後に元空気溜管を先頭車前面下部に左右対称に取り付けました。細密パイプを用いようかと思いましたが、結局0.4mmの真鍮線を加工してハンダ付けしました。

●車番・社紋貼り(2013/11/16)

車体工作の最後に車番と社紋をエポキシ系接着剤で貼りました。編成ですが中間車が2両とも切妻であることや戸袋窓の位置、中間ドアが片開きであることなどから、1927(Mc) - 1954(T) - 1982(M) - 1928(Mc) としました。T車を除いて冷房改造車と同じ車番となってしまいました。

1900系基本工作編 3扉非冷房車工作編 3扉非冷房車塗装編 3扉非冷房車仕上げ編