1900系基本工作編 3扉非冷房車工作編 3扉非冷房車塗装編 3扉非冷房車仕上げ編

1900系製作記

3扉非冷房車塗装編

ようやく非冷房車の工作が終わり、塗装を始めました。

●プライマーと下地塗装(2013/11/23)

冷え込む日が多くなりベランダで塗装するのもきびしくなってきましたが、車体の下地塗装だけは済ませておこうと考えて作業しました。前日夜にサンポール、クレンザーと中性洗剤で洗浄してあります。

新3000系塗装で使い始めたプライマーのミッチャクロンは無色透明なので吹き終わってもあまりわかりませんが近くで見ると艶があります。

下地塗装は車内と貫通扉の塗装を兼ねてアイボリーを塗装しました。車内と貫通扉はしっかり塗装していますが、外側はプライマーに被せる目的のためなので薄く塗装しています。

●下部濃緑塗装(2013/11/24)

2日続けて風も弱く良い天気だったので車体塗装を行ないました。旧一般色の塗装時に標準手法としている濃緑を先に塗装します。

●上部若草色塗装(2013/11/27)

明日から再び真冬並みの気温となるという天気予報があり、年内の塗装納めになるかも知れないと考え、車体上部の若草色を塗装するために大急ぎでマスキングをしました。乗務員扉手すり部分は少し手間がかかりますが、妻面に配管も無いので2時間程度でマスキングできました。

旧一般色を塗装していますが8年ぶりになります。濃緑の上に若草色を塗装していますのでちょうどいい感じになります。4回塗りを行ない、4回目は空気圧を弱めにして艶が出るようにしています。

塗装が終わり、慎重にマスキングテープを剥がすと、懐かしい旧色の車体が現れました。前面の一部のマスキングが甘くて吹き込みが出たので、後から耐水ペーパーで削ることにしています。

●磨き出し(2014/4/27)

細密ドライバーを使って、保護棒と車番・社紋、前面バンパーを磨き出しました。特急車の時と同じく、磨き残しは溶剤を面相筆で取り除きます。

●色入れ、小部品取付、クリヤ塗装(2020/5/24)

磨き出しの際にドライバーが扉にあたり少し傷が入ってしまい修正できないまま年月が経過してしまいました。プレミアムカー工作に合わせ修正を行って製作を再開しました。

窓枠にカラス口で黒を入れ、ジャンパ栓にも筆で色入れしました。続いて0.3mmの洋白丸線で貫通扉、乗務員扉に手すりをエポキシ接着剤で取り付けました。マッハ模型のワイパーも取り付けています。ようやくクリヤ塗装を行いました。クリヤラッカーはマッハ模型のものを使用しています。

●台車工作(2020/5/29)

4両のうち1両の台車は実車はKS51を履いており、その近似の台車としてカツミKS58を使用します。ロストワックスのアンカーが別パーツになっており、ハンダ付けします。

●台車、床板、床下機器、屋根塗装準備(2020/5/29)

灰色の塗装を行う台車、床板、床下機器、屋根を一緒に塗装します。台車はKS58の他、KS70近似でKD71、FS347近似でFS345(いずれも日光製)を使用します。塗装前に中性洗剤で洗浄しました。また屋根の塗装に備え、車体前面と側面をマスキングしました。

●台車、床板、床下機器、屋根(2020/5/30)

8000系プレミアムカーの屋根塗装と一緒に灰色の塗装を行いました。

●車体塗装終了(2020/5/30)

マスキングテープを剥がすと、2013年の塗装開始から6年半が経過して、ようやく車体の塗装が終了しました。

1900系基本工作編 3扉非冷房車工作編 3扉非冷房車塗装編 3扉非冷房車仕上げ編